COEのギター休憩室

ハードロック初心者のcoeです。不定期更新なので気が向いたら書きます。このサイトを見て行う改造など全ての行為は自己責任でお願いします。当サイトに掲載されているすべてのコンテンツの内容、またはそれらを利用することによって損害賠償、いかなる苦情・請求等が生じた場合、一切の責任を負いかねます。

Strandberg OS6購入!レビュー!

どうも、coeです。

今回は初のギターレビューです!

レビューするギターはこちら!

f:id:coe0:20191006103759j:plain

Strandberg Boden OS6です!

かっこいい~

 

購入した経緯としては進学するのでギターを新調しようと思い買いました。

ただ新品ではなく中古品です。それでもかなりのお値段。。。

もう5年くらいギター関連なにも買えません。(と言いつつ買います)

それではそれなりにレビューしていきます!

 

 

Strandbergって?

Strandberg(.strandberg*)とはスウェーデンのギターメーカーで、人間工学に基ずき設計され従来では見られないデザインが特徴のギターメーカーです。そのボディの形の他にもヘッドレスやファンフレット、エンデュアーネックなど他のギターとは一線を画したギターとなっています。

 

特徴を見てみよう!

まずはパッと見でわかる外見の特徴から紹介します。

・ヘッドレス

 その名の通りヘッドがないデザインとなっております。使ってみた印象としてはやはり取り回しがしやすいですね。しかし軽量な分、立って弾く時に重心がぶれやすいので少し慣れが必要です。音的にはヘッドが無い分共鳴が無くなるで倍音感は減る印象です。

補足

・クリップチューナー 〇

・フレットラップ ×

・カポ △(挟まずに使用する丸いコンパクトなタイプは使えませんでした。)

f:id:coe0:20191007212520j:plain

 

・ファンフレット、ゼロフレット

 まずファンフレットについてですが、フレットが扇を描くように打たれているものをファンフレットと言います。低音弦側のスケールを稼ぐことによりチューニングの安定化、弦の張り感を整えることができます。今回私が買ったStrandbergの6弦モデルではローフレット側を基準として角度がつけられており、7、8弦モデルなどは7フレットあたりを基準に角度がつけられています。また、標準のギターであればナットがある場所にフレットが打たれており開放弦を鳴らした時もフレットを押さえた時と同様の音質が出せます。

メリット

ファンフレット、ゼロフレットのメリットですがやはりチューニングの安定感は抜群です。特にオクターブで音を押さえた時の音の揺れのなさはとても気持ちよく感じ、ゼロフレットが打たれていることにより開放弦を使った時の鳴りも均一化され安定感がありました。また、私が手が小さいのですが指を広げなければいけないようなハイフレットを使った速弾きをする際にほかのギターに比べ比較的楽に弾くことが出きました。(これには個人差があると思います。)

デメリット

次にデメリットですがやはりフレットに角度がついていると始めは少し弾きにくく感じると思います。特にスウィープや弦飛びするフレーズは慣れるまで練習が必要です。とはいってもそこまで大きな違和感はないのですぐに慣れると思います。さすがStrandbergさんです。

f:id:coe0:20191007212514j:plain

 

 ・エンデュアーネック

さて、次はネックについてです。普通のギターが輪切りにした時にかまぼこ型なのに対し、Strandbergのネックは台形になっています。これをエンデュアーネックと言い、写真を見てもらえばわかるのですが構えた時にローフレット側が上側、ハイフレット側が下側に面が来るように変形しておりポジションによって最適な位置に親指をおけるような設計になっています。これによって力の加減がしやすく弾いていて疲れにくいです。これも人によっては苦手な人がいると思います。クラシカルスタイルで弾く人には特におすすめです!

f:id:coe0:20191009232141p:plain

 

・ステンレスフレット

ハイエンドブランドなどでよく使われるフレットですがその名の通りステンレスでできています。特徴としては弦よりも固い素材なので長年の使用でほとんど削れず長期間にわたってパフォーマンスを維持することができます。音的な面では普通のフレットと比べて高音域がよく出るため、固い音質に感じました。個人的な感想としては音が固くなる分ピックの選び方やピッキングの仕方を工夫する必要があるかなと思います。

 

・ブリッジ

Strandbergのギター、ブリッジも普通のギターと違いファンフレットに合わせるように筒状のパーツが斜めに設置されています。筒の先端は回せるようになっており、そこを回すことによってチューニングを行います。私の購入したギターはこの部分がとても固く回しずらかったため後からテフロンワッシャーをかませて滑らかに動かせるようにしました。(最近のものには元からついてるらしいです??)

ブリッジ自体が斜めについており普通のギターのサドルに比べ角度があるので初めの内はブリッジミュートが少しかけずらかったです。

f:id:coe0:20191007212506j:plain

 

・ボディ

Strandbergのギターの大きな特徴の一つでもあるそのボディは人間工学に基づき設計されているということもありとても構えやすいです。クラシックギターのような立てて構えるスタイルでも使うことができるのは大きなポイントですね。ボディの大きさは少し小さめで小柄な人や女性でも扱えるような感じになっています。とても軽量なので立って弾いていても肩が凝りにくいです。(笑)

シールドを下向きに挿す構造になっているのであぐらをかいて弾く時にシールドが折れ曲がったりしないのもポイントです。

音はホロウボディのような奥行きのある音でクリーンのフレーズが弾いていて気持ちよく感じました。かといって歪みがダメかというとそうでは無く歪んだ音もキメが細かい綺麗な歪み方をしてくれました。

f:id:coe0:20191006103754j:plain

・その他

多分気になっている人もいるであろう弦交換についてですが普通の弦でも問題なく使用できます。ただ注意しておきたいのがヘッドが無い分スケールが短いのでゲージが09-42以下の弦は少し使用が厳しいかと思います。私は普段ストラトで09-42を使用しているのですがこのギターに張ってみたところテンション感が無くなってしまったためすぐに10-46に張り替えました。ストラトで09-42を使用している人は10-46くらいの弦を張るといいと思います。

スタンドも通常の足があるタイプなら問題なく使用できました。(吊り下げるタイプは持ってないのでわかりません)

専用ケースですがポケットも三か所についており、ポケットの内側にもメッシュでできたポケットがあるので小物などはとても入れやすいです。このケース、少し分厚いですが下にゴム足がついているなど作りはとても丁寧です。ただギター本体よりも少し重いです(これはギターが軽すぎる為ですが、、笑)

 

まとめ

ストランドバーグ、使ってみた印象としてはどんな音楽ジャンルでも使えるようなオールラウンダーというのがぴったりなギターだと思います。ピッチもよくとにかく軽いので私個人的にはかなり気に入っています。ただネックがあるとすればヘッドにつけるタイプのピックホルダーがつけれないことですかね、、、

ストランドバーグ、一家に一台皆さんも買ってみてはいかがでしょうか?

何か質問等あればコメントやツイッター@coe7sのDMなどで気軽にどうぞ!

かなり長い記事になってしまいましたが読んでくださった方、ありがとうございました!

 

他のStrandbergに関する記事

Strandbergを1年使ったので再レビュー - COEのギター休憩室

Strandbergのブリッジの故障について - COEのギター休憩室

Strandbergにテフロンワッシャーをつける。 - COEのギター休憩室

Strandbergの配線を変えました - COEのギター休憩室


coeguitar.hatenablog.com