COEのギター休憩室

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Strandbergを1年使ったので再レビュー

どうも、coeです。

今回はStrandberg OS6を1年ちょっと使ってみたのでもう一度レビューしたいと思います。一回目のの記事はこちらです。

パッと持った時の印象や弾き心地は初めとさほど変わらないですが整備の面であったり多方面での考えの変化がありました。ほぼデメリットですが、、笑

 

 

ギター本体の特徴について

初めに記述しておきますが私の使用しているストランドバーグはStrandberg OS6というモデルでストランドバーグ製のギターの中では比較的安いモデルになります。(と言っても新品で買えば20万はしますが、、、)なのでハイエンドクラスの物と比べると相違点が少々ありますがご了承ください。

・ヘッドレス

ヘッドレスのメリットはなんと言っても重量が軽くなることです。チューニングもペグに弦を巻き付けてない分安定します。(温度の変化によるネック反りでのチューニングの変化はありますが弾いている上での狂いはほぼ無かったです。)

しかしチューニングの方法がブリッジ側のコマを回す方法なので演奏中にパッと調整したりするのは結構厳しいところがありました。

また、弦交換した後飛び出した部分の弦を処理するのですがヘッドのロック部分から少し弦がはみ出した状態になるので神経質な人は気になるかもしれません。

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私が1番感じたヘッドレスのデメリットはクリップチューナーとカポタストを同時に付けれない。という部分です。ヘッド部に余りがほとんど無いためどちらかひとつしか付けることが出来ませんでした。それにライブでクリップチューナーをつけているとちょっとダサく見えてしまいます。笑

 

・ファンフレット

これもストランドバーグの大きな特徴の一つですね。最近は他弦が増えてきたため認知も広まったファンフレット、ストランドバーグの6弦モデルは1フレットが中心で扇状に展開されています。

買った当初の記事でも触れていますが手の小さい私はとても弾きやすいです。初めはスウィープフレーズなどに慣れが必要だと感じましたが今では特に何も考えずに弾くことができます。なら普通のギター触った時に違和感感じるんじゃないの?と思われるかもしれませんが特にそれもありませんでした。まぁ箸でハンバーグを食べるかナイフとフォークで食べるかの差みたいなものです。慣れればどっちでも食べれます。

 

・エンデュアーネック

私が買った当初の印象と今で一番変化が起きたと思うのがこの部分です。

買った当初の記事では疲れにくい形状と言っています。基本的にはそうなんです。基本的には。

ただローコードを抑える時にどうしても左手の親指がネックの角になっている部分(台形の上側)に当たって痛くなってしまいます。力の入れ具合を調節すればまぁ弾けますが普通のギターより神経を使うのでデメリットとさせていただきます。

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少し似た部分でこのギターはボルトオンネックのためネックとボディの接続部に多少の段差があります。普通のギターよりも弾きやすいのは確かなのですが24フレットなど本当に極端な高ポジションを引く際段差に手が当たって弾きづらく感じました。(これは12フレット以上の部分が弾きやすいため余計に感じてしまう)

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もし今後リペアショップでボディを削れるとしたらローポジションの角とボディのカッタウェイ部分をPRSのような感じで削って貰うと思います。人間工学に基づくならここも初めから削って欲しかったです、、、

 

・ブリッジ

ファンフレットと同じく弾き方などに関しては完全に慣れですね。慣れたら特に違和感なく弾くことができます。

問題は調整面です。弦高調整時に非常に小さい六角を使うため工具がない場合調整することが出来ません。また大きく窪んだ形をしているので普通のギターよりもホコリ取りがしにくいです。

それにワッシャーをつけないとチューニングもしずらいですね。これについては以前触れた記事がありますのでそちらを参考にしてください。↓

coeguitar.hatenablog.com

そして最後の問題。

以前記事にもしましたが裏側にあるネジが弾いていると振動でだんだん出てくる。しかも閉めることが出来ない部分にあるのでとても作業しにくいです。この部分が緩んで出てしまうとチューニングすることが出来ないためかなり面倒です。ギターの構造に詳しい人なら大丈夫でしょうが初心者の人はどこが壊れているのか分からないような部分にあるのでダメですね。

 

・ボディ

ここはほとんど以前と同じです。

普通の構え方、クラシックフォーム、共に弾きやすい形状をしています。Jason Richardsonのコピーもしやすいですね。

シールドを刺す向きですが通常のギターと異なる上から斜め下に向かって刺す形状をしています。これは1年経った今でもまだ慣れません笑

またこの独特な形状のせいでL字のプラグとの相性もあまり良くないですね。私はほとんど使うことがないので問題ないですが。

この形状のデメリットとしては通常のギターと違いおしり部分が斜めになっているので机などに立てかけて置く事が難しいです。なので僕はスタンドがない場合椅子の上やジャズコの上に寝かせるように置いています。この寝かせておくときにも注意ポイントがあります。ジャックが若干手前側に斜めになるような感じで入るのでシールドを指した状態で寝かせるとジャック部分に負荷がかかります。なのでシールドを外して置くかジャック部分が物に触れないように置く必要がありますね。

 

・その他

専用のケースについてですがギター本体よりも重いためなんやかんやで普通のギターよりも持ち運びが面倒です。特に電車などではケースが分厚いので気を使います。(剛性がしっかりしているので安心感は抜群です。)

塗装についてはどのギターでも言えるのですが、艶消し塗装のためちょっとぶつけただけでへこみます。まあ売る気がないのでぶつけても味だと思えば耐えれますが、、、(笑)

 

1年使ってみた感想としてはこんな感じですね。

結構デメリットが多いように感じる記事になっていますがなんやかんや言ってとても使いやすいギターなので一番メインで使っているのでデメリットだらけな訳では無いです。いいポイントが多い分、デメリットが目立ってしまうような感じがします。なんにせよ私はこのギター大好きです。

最近アームをまた使い始めたので今後はアームがついているモデルや7弦のStrandbergも欲しいですね!ではまた!

 

買った当初のレビュー記事↓

coeguitar.hatenablog.com