COEのギター休憩室

ハードロック初心者のcoeです。不定期更新なので気が向いたら書きます。このサイトを見て行う改造など全ての行為は自己責任でお願いします。当サイトに掲載されているすべてのコンテンツの内容、またはそれらを利用することによって損害賠償、いかなる苦情・請求等が生じた場合、一切の責任を負いかねます。

VOX V845 ワウの改造!丁寧に解説!

祝2020年です!どうもcoeです!

2020年の私の抱負はズバリ、、、

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「ワウを極める」です!

というわけで今回はワウの改造、トゥルーバイパス化とLED増設をやっていきたいと思います!

 

時は2019年某日、友人からVOX V845を譲り受けた私は人生初のワウに胸を躍らせ使いこなせるように練習をしていた。しかしながら私はあることに気づいてしまった、、、

ワウを通すと音が痩せるのである、、、

とまあ音痩せするという当たり前のことを言っているわけですがどうしてもこの音痩せが許せませんでした。調べてみるとこのV845は価格帯も相まってか音痩せが激しいみたいです。友人から譲り受けたものでもあり個人的に愛着も沸いているので改造して使うことにしました!!

 

今回は音痩せの改善ということで一番簡単?なトゥルーバイパス化をしたいと思います。トゥルーバイパスって何?という人のために説明するとこのワウはオフにしている時も信号が基盤の回路を通っているため音痩せが起こります。だったらオフの時は基盤の回路を通らないようにすればいいじゃん!ってなりますよね。オフ時に中の基盤をスルーする回路のことをトゥルーバイパスといいます。そしてトゥルーバイパスの配線には比較的簡単にLEDをつけることができるのでついでに載せようと思います。

 

 

では本題!

今回の改造に必要なパーツ

VOX V845本体

3PDTフットスイッチ

配線材

LED

です。結構少ないですね。

 

 トゥルーバイパス化のやりかた

まずワウの裏蓋を開けます。

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そしたらこんな感じ。取り合えず写真中央の基盤から出ている五本の線をまとめている結束バンドは取りましょう。

そうしたらその五本の線の中から緑色の線に注目です。

緑の線をたどっていくとインプットジャックの半田部分(下写真赤丸)にたどり着くと思います。

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 緑の線をジャックから外します。この時、茶色の線も緑の線と一緒に半田付けされているので取れてしまいますが茶色の線はジャックに元通りはんだ付けし直してください。

 

次にフットスイッチ部分です。フットスイッチに半田されている線を三本とも全て外し、スパナなどを使いフットスイッチをワウ本体から外します。

フットスイッチがついていた場所に3PDTスイッチをつけます。

そうするとこんな感じになります。ワウを盾に置いたときに3PDTスイッチのピンが横になるようにしておいてください。

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最初に取り外した緑の線をフットスイッチに半田付けするのですが長さが足りないので延長しなければなりません。今回はわかりやすいように同じ緑色の線で延長しました。(長さはフットスイッチに付けれるくらいで大丈夫です。)

延長できたら元あった三本の線と緑色の線をフットスイッチに半田付けします。(場所はした写真)

左下と右下のピンも繋げておきます。※端末によっては写真が横向きに表示されるようです。ワウを縦向きに見たときの左下と右下です。

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 これでひとまずワウのトゥルーバイパス化は完成です!

ちゃんと配線できているか不安な場合はいったんここでアンプなどにつないで出音の確認をしましょう。もしここで音が鳴らなければ見落としやすい部分を赤文字にしておいたので確かめてみてください。

LEDの取り付け

それでは次にLEDの取り付けを行っていきたいと思います。

LEDですが、抵抗付きの物でなければ抵抗をつける必要があります。今回は3.3kΩの抵抗を取り付けました。配線するために足を延長する必要があるのですが色は分けておいたほうがいいです。私はオレンジと黄色の配線材でわけました。

LEDを取り付ける場所ですが普通なら土台にドリルで穴をあけて取り付けますが家にドリルが無いため今回はワウの踏み込み部分に開いている穴に無理やり取り付けました。(一応中の回路に巻き込まれたりしないように線の固定などはしましたがこのやり方は断線などが起こりやすい為推奨しません。)

では配線していきましょう。

まずオレンジ色の足を3PDTスイッチの中央のピンに配線します。

黄色の足はアウトプットジャックのグランド部分(下写真赤丸部分)に配線します。

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この写真は完成後に撮ったのでまだ説明してない部分も映っていますが気にしないでください。

次に3PDTスイッチ真ん中上部のピンに配線材をはんだ付けします。この配線材の長さはスイッチから基盤までの長さ+少し余分目くらいの長さにしておいてください。

そうしたら基盤部分のネジを外して裏向けにします。

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上写真赤丸部分に先ほどの線をはんだ付けします。

基盤部分は熱に弱いので長時間熱さないように気を付けてください。

そうしたらもとに戻してネジで止めます。

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こんな感じになったかと思います。

最後にLEDがきちんとオンとともに点灯するか確認してLEDの取り付けは終わりです!

 

踏み込み時の調整!

もともと付いていたフットスイッチと交換後のスイッチの長さが異なる場合、ワウを踏み込んでもオンオフできなくなることがあります。そういった場合には踏み込みの接触面についているゴムを切ることで解決できます。

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私はこんな感じでもともと付いていたゴムを切って更に、スイッチに保護材的な感じでゴムを付けました。

LEDの配線が見えますね。やはりこの場所に付けると壊れる可能性が格段に上がるのでまた今度LEDの位置は変えたいと思います。

これで多少はオンオフしやすくなったと思います。逆にオンオフが軽すぎて使いにくいと感じる人もいると思いますが、その場合はスイッチにワッシャーを噛ませるなどして高さの調節を行ってください。

 

最後に

光らせてみたらこんな感じ、、

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いい感じにかっこよくなったと思います。

改造前は結構踏み込まないといけなかったのですがスイッチの高さを自分で調節できるのでとても使いやすくなりました。音的にも今回の目的である音痩せの回避はできたので大満足です!将来的には中の配線をいじってワウのかかり方なんかも変えてみたいですね。

ではこの辺で!ありがとうございました~!

祝!月間アクセス100突破!

どうも!coeです!

なんとこの度、COEのギター休憩室の月間アクセス数が100を突破しました!

本当にありがとうございます!

 

大体ブログ開設から9か月となりましたがこんなに早く達成できるとは思っていませんでした(汗)

今後も今まで通り不定期更新にはなりますがよろしくお願いします!

メタル?いや、フュージョンです。

どうもcoeです。

皆さんは普段どんな音楽を聞きますか?

ギターをやっている方ならやはりギターが目立つ曲が多いと思います。というかもはやギターの音しか聞かないなんて人もいるかと思います(笑)

と言ってもずっと同じ曲ばかり聞いているとさすがに飽きてきたりもするわけでたまには新鮮さを求めて冒険してみようと思うんです。

 

ということで今回はフュージョンに片足を突っ込んでみました!!

晴れて「にわかフュージョンリスナー」になった訳ですがフュージョンとはなんぞや!って感じですよね

フュージョン(Jazz fusion、Fusion)は、1970年代半ばに発生した、ジャズを基調にロックやラテン音楽電子音楽、時にはクラシック音楽などを融合(フューズ)させた音楽のジャンルである。ジャズの派生ジャンルとされている。」Wikipedia フュージョン (音楽)からの引用

要するにjazzプラスαで構成された音楽ってことですね。と言ってもジャズジャズしているという訳では無いので結構聞きやすいと思います。

 

そんなにわかフュージョンリスナーの私がフュージョンにハマったきっかけはCOSMOSQUADのEl Perro Vailaという曲なのですが、とりあえずかっこいい、、、

普段はメタルのインストしか聞かないのでとても新鮮でした。

何度聞いても飽きないくらい聞くたびに発見があります。この曲はフュージョンの中でもだいぶギターインスト寄りなので是非ギターをやっている方に聞いてもらいたいです!

 ほんとにどこを切り取ってもかっこいい曲です、、、!!

またコピーしたりもしてみたいですね~

ではこの辺で!また次回お会いしましょう!!

VEMURAM Jan Ray クローンを自作!

どうも、coeです、今回はなんとエフェクターを自作してみました!

作ったエフェクターはVEMURAM Jan Ray、国産のオーバードライブペダルです。好きなギタリストの足元に入っており欲しいなぁ〜っと思ったのですが本家はお値段が数万円と少しお財布にはきつくなっています笑

なので自作してみました!

 

 

Jan Rayとは?

日本のエフェクターメーカー、VEMURAMから発売されているオーバードライブペダルです。Fender BlackfaceのMagic6と言われるセッティングの音に似せて作られているのですが実際に弾いたことがないので何とも言えません(笑)

つまみはVolume,Gain,Treble,Bass+内部トリマー(Presence?)の4種+1といった感じになっておりアーティストさんのシグネイチャーモデルも発売されています。

 

自作するにあたって

私の家の近くには電子工作に使うような部品を売っている店が無いので全てネット販売のサイトなどで揃えました。URL載せたいですが何となく不味そうなのでもし知りたい方がいたらTwitterのDMなどに気軽にご相談ください!

 

今回はユニバーサル基板でpoint to pointで配線しました。基板の制作にあたって参考にしたサイトはこちらです。このJan Rayですが自作のレベルは中級の簡単な方だと思います。完全初心者の人には少し難しいかもしれませんがある程度作ったりしたことのある方なら比較的簡単に作れると思います。

 

準備するもの

・抵抗

1M ×2

9.1k ×2

7.5k

3.3k ×3

1.2k

680R

100R

コンデンサ

1μF ×2

0.1μF

0.047μF ×2

0.039μF

150p

47p

22p

電解コンデンサ

47μF ×2

ダイオード

1N4148 ×4

1N4007

オペアンプ

4558D

・その他抵抗

半固定抵抗10k

・可変抵抗(全てBカーブ)

500k

50k

10k ×2

・その他

ステレオジャック

モノラルジャック

LED

LED用の抵抗

3PDTスイッチ

アルミケース

DCジャック

ノブ ×4

電池を付けるつもりであれば電池スナップ

 

こんな感じです!(抜けがある可能性があるので過信しないでください)

一見パーツ多そうに見えるかもしれないですが実際はそんなに多くないので安心してください!今回私は電池スナップ購入はしましたがよくよく考えると電池使わないのでつけませんでした(笑)

仕上がり

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今回はキャンディーカラーを使って光沢感のある紫色にしてみました。LEDは白色にしてみましたが発光が強すぎるので次からは抵抗を変えるか他の色にしたいと思います。失敗点は内部トリマーを外からも調整できるようにしようと思い穴をあけましたがうまく固定できず諦めたのでその穴が残っています。(穴からほこりなどが入らないようにスポンジを詰めてテープで固定しました)

実は完成するまでに三回失敗しています。自作エフェクターの醍醐味といえばそうかもしれませんが結構精神的に来ます、、、一回目は基盤の制作ミス、音はなりましたが出音が明らかにおかしい。ということで一から基盤を組みなおしました。

そして二回目、もはや音さえ出ない。スルー音は出るのですがオンにした時全く音が出ませんでした。絶望です。しかし基盤に触れるとバリバリなったので一応機能はしている様子、でも音が鳴らない。結果から言うと3PDTのスイッチが壊れてました。この時少し配線に汚い部分があったのでに結局もう一度組み直しました。

さすがに三回目ともなるとかなり慣れましたね。本気で組みなおしたので三回目ではきちんと音が鳴りました!

音の感想など

音は言わずもがなJan Rayって感じです。ただ、使っている部品などが本家とは違うので細かい部分を見れば違ってくると思います。個人的にはこの価格でこれだけの再現ができたので大満足です!今回は部品を何回か再発注したりしたのでギリギリ1万円こさなかったくらいかかってしまいましたが普通に作れば5000円くらいで作れると思います。本家は9Vで駆動ですが自作だとパーツの耐圧を18V以上にしていれば18Vで駆動させることができるのでいいですね。

各つまみの効きがすごくいいので基礎はしっかりとありながらもそこから作り出せる幅がすごく広いエフェクターだと思います。内部トリマーは上げるとプレゼンスが上がるのに加えノイズが出てくるので上げすぎには注意が必要です。

 

今回はこんな感じでVEMURAM Jan Rayを自作してみました。皆さんも気になったらぜひ作ってみてください!ではまた~

7弦の音がこもる原因について考えてみる

どうもcoeです。

今回はみんな大好き7弦ギターについて考えたいと思います。と言っても自己満程度に書くので今回はあまり参考にしないでください。

先日スタジオに7弦を持って行ったところ、音になんとなく違和感を感じました。なんかいつもに比べてぼわぼわとこもった感じになってるんですよね、機材のつなぎ順としては

ギター→(Polytune3)→(FRIEDMAN BE-OD)→(DECIMATORⅡ)→(zoom マルチストンプ)→jc-120

の順で接続していました。

その時考えた音が悪くなる原因としては

1・弦の寿命切れ、ギターの特性

2・エフェクターのセッティングミス、故障

3・アンプのセッティングミス、故障

4・実力不足、その他

でした。最終結論から言うと原因はこれ全部なのですが自分的に思う改善策を紹介したいと思います。

1・弦の寿命切れ、ギターの特性

普通の6弦でも言える事なのですが弦って張ったその日〜1週間くらいが1番パフォーマンスが良いんですよね。1週間を超えてくると急に出音のレンジ(特に高域)が狭くなります。その結果少しこもり気味に聞こえるんです。

ギターの特性についてですが7弦ギターは簡単に言えば6弦に1本弦が増えただけ、と言えますが実際はもっと複雑に違いがあります。ほとんどの7弦に言えることですがやはりネックやボディ自体が大きく全体の鳴りとして低域が良く出ます。なので7弦ギターの7弦を切って6弦ギターとして使っても音は7弦ギターの音なんですよね。なんか低音に寄った音になります。

2・エフェクターのセッティングミス、故障

3・アンプのセッティングミス、故障

1のギターの特性を考慮して考えてみると6弦ギターを使う時と同じセッティングでエフェクターを使うとローが出すぎてしまいます。なのでローを削って見ましたが改善しませんでした。

これを考慮するとそもそものエフェクターの質が合ってないんですよね。やはり7弦と6弦で合う歪みの性質が違います。考えればわかることですが実際に体験してみると改めて違いを感じさせられました。個人的にはマーシャル系よりもエングルやディーゼルアンプのようなモダン的なアンプの方が好みでした。

4・実力不足、その他

やっぱり最後は実力不足です。全てにおいて言えることですが実力があればこんな事態にはなりません。経験ですね。ピックの種類や分厚さ、材質によっても音は変わります。特に刻無時の音なんかは差がとても出ますね。

 

今回はこんな感じでなんの参考にもならないレポですが個人的にはいい経験になったと思います。練習だから良かったですがこれが本番だとしたら大変ですよね。スイッチひとつで歪む音域を変えれるようなエフェクター作りたいと思いました。(大きさが大きくなりそうなので現実的ではないですが^^;)

ということで皆さんも練習頑張りましょう!

【お知らせ】LINEスタンプ発売しました!

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どうも、coeです!

なんとCOEのギター休憩室公式キャラクター、くちゃらー君のLINEスタンプが発売になりました!

くちゃらー君ってなに?ってなったそこのあなたのために少し紹介したいと思います。

私COEは趣味で絵を描いたりしているのですが昔何となくの思い付きで描いたねこの絵がこの「くちゃらー」です。意外とかわいかったのでツイッターのアイコンなどにしていたらいつの間にか定着していました。そんな感じでこのブログの公式キャラクターもしてもらっています(笑)

どんなスタンプなのか見てみましょう!

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 こんな感じとなっています!

数が16個と少しすくないですがそこは目をつむってください(´;ω;`)

ただ数が少ないわりに結構かわいい仕上がりになっていると思います!

特に画像右上の「ただんま」や中央の「歩いてるよ~」のスタンプなどはかわいいとおもいます!!(自画自賛)

 気になった人は買ってみてください~

LINEストアのURLはここをクリックしてください!

好評であれば第二弾も検討しています!ではまた~✋

line.me

Strandberg OS6購入!レビュー!

どうも、coeです。

今回は初のギターレビューです!

レビューするギターはこちら!

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Strandberg Boden OS6です!

かっこいい~

 

購入した経緯としては進学するのでギターを新調しようと思い買いました。

ただ新品ではなく中古品です。それでもかなりのお値段。。。

もう5年くらいギター関連なにも買えません。(と言いつつ買います)

それではそれなりにレビューしていきます!

 

 

Strandbergって?

Strandberg(.strandberg*)とはスウェーデンのギターメーカーで、人間工学に基ずき設計され従来では見られないデザインが特徴のギターメーカーです。そのボディの形の他にもヘッドレスやファンフレット、エンデュアーネックなど他のギターとは一線を画したギターとなっています。

 

特徴を見てみよう!

まずはパッと見でわかる外見の特徴から紹介します。

・ヘッドレス

 その名の通りヘッドがないデザインとなっております。使ってみた印象としてはやはり取り回しがしやすいですね。しかし軽量な分、立って弾く時に重心がぶれやすいので少し慣れが必要です。音的にはヘッドが無い分共鳴が無くなるで倍音感は減る印象です。

補足

・クリップチューナー 〇

・フレットラップ ×

・カポ △(挟まずに使用する丸いコンパクトなタイプは使えませんでした。)

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・ファンフレット、ゼロフレット

 まずファンフレットについてですが、フレットが扇を描くように打たれているものをファンフレットと言います。低音弦側のスケールを稼ぐことによりチューニングの安定化、弦の張り感を整えることができます。今回私が買ったStrandbergの6弦モデルではローフレット側を基準として角度がつけられており、7、8弦モデルなどは7フレットあたりを基準に角度がつけられています。また、標準のギターであればナットがある場所にフレットが打たれており開放弦を鳴らした時もフレットを押さえた時と同様の音質が出せます。

メリット

ファンフレット、ゼロフレットのメリットですがやはりチューニングの安定感は抜群です。特にオクターブで音を押さえた時の音の揺れのなさはとても気持ちよく感じ、ゼロフレットが打たれていることにより開放弦を使った時の鳴りも均一化され安定感がありました。また、私が手が小さいのですが指を広げなければいけないようなハイフレットを使った速弾きをする際にほかのギターに比べ比較的楽に弾くことが出きました。(これには個人差があると思います。)

デメリット

次にデメリットですがやはりフレットに角度がついていると始めは少し弾きにくく感じると思います。特にスウィープや弦飛びするフレーズは慣れるまで練習が必要です。とはいってもそこまで大きな違和感はないのですぐに慣れると思います。さすがStrandbergさんです。

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 ・エンデュアーネック

さて、次はネックについてです。普通のギターが輪切りにした時にかまぼこ型なのに対し、Strandbergのネックは台形になっています。これをエンデュアーネックと言い、写真を見てもらえばわかるのですが構えた時にローフレット側が上側、ハイフレット側が下側に面が来るように変形しておりポジションによって最適な位置に親指をおけるような設計になっています。これによって力の加減がしやすく弾いていて疲れにくいです。これも人によっては苦手な人がいると思います。クラシカルスタイルで弾く人には特におすすめです!

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・ステンレスフレット

ハイエンドブランドなどでよく使われるフレットですがその名の通りステンレスでできています。特徴としては弦よりも固い素材なので長年の使用でほとんど削れず長期間にわたってパフォーマンスを維持することができます。音的な面では普通のフレットと比べて高音域がよく出るため、固い音質に感じました。個人的な感想としては音が固くなる分ピックの選び方やピッキングの仕方を工夫する必要があるかなと思います。

 

・ブリッジ

Strandbergのギター、ブリッジも普通のギターと違いファンフレットに合わせるように筒状のパーツが斜めに設置されています。筒の先端は回せるようになっており、そこを回すことによってチューニングを行います。私の購入したギターはこの部分がとても固く回しずらかったため後からテフロンワッシャーをかませて滑らかに動かせるようにしました。(最近のものには元からついてるらしいです??)

ブリッジ自体が斜めについており普通のギターのサドルに比べ角度があるので初めの内はブリッジミュートが少しかけずらかったです。

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・ボディ

Strandbergのギターの大きな特徴の一つでもあるそのボディは人間工学に基づき設計されているということもありとても構えやすいです。クラシックギターのような立てて構えるスタイルでも使うことができるのは大きなポイントですね。ボディの大きさは少し小さめで小柄な人や女性でも扱えるような感じになっています。とても軽量なので立って弾いていても肩が凝りにくいです。(笑)

シールドを下向きに挿す構造になっているのであぐらをかいて弾く時にシールドが折れ曲がったりしないのもポイントです。

音はホロウボディのような奥行きのある音でクリーンのフレーズが弾いていて気持ちよく感じました。かといって歪みがダメかというとそうでは無く歪んだ音もキメが細かい綺麗な歪み方をしてくれました。

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・その他

多分気になっている人もいるであろう弦交換についてですが普通の弦でも問題なく使用できます。ただ注意しておきたいのがヘッドが無い分スケールが短いのでゲージが09-42以下の弦は少し使用が厳しいかと思います。私は普段ストラトで09-42を使用しているのですがこのギターに張ってみたところテンション感が無くなってしまったためすぐに10-46に張り替えました。ストラトで09-42を使用している人は10-46くらいの弦を張るといいと思います。

スタンドも通常の足があるタイプなら問題なく使用できました。(吊り下げるタイプは持ってないのでわかりません)

専用ケースですがポケットも三か所についており、ポケットの内側にもメッシュでできたポケットがあるので小物などはとても入れやすいです。このケース、少し分厚いですが下にゴム足がついているなど作りはとても丁寧です。ただギター本体よりも少し重いです(これはギターが軽すぎる為ですが、、笑)

 

まとめ

ストランドバーグ、使ってみた印象としてはどんな音楽ジャンルでも使えるようなオールラウンダーというのがぴったりなギターだと思います。ピッチもよくとにかく軽いので私個人的にはかなり気に入っています。ただネックがあるとすればヘッドにつけるタイプのピックホルダーがつけれないことですかね、、、

ストランドバーグ、一家に一台皆さんも買ってみてはいかがでしょうか?

何か質問等あればコメントやツイッター@coe7sのDMなどで気軽にどうぞ!

かなり長い記事になってしまいましたが読んでくださった方、ありがとうございました!

 

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