どうも、coeです、今回はなんとエフェクターを自作してみました!
作ったエフェクターはVEMURAM Jan Ray、国産のオーバードライブペダルです。好きなギタリストの足元に入っており欲しいなぁ〜っと思ったのですが本家はお値段が数万円と少しお財布にはきつくなっています笑
なので自作してみました!
Jan Rayとは?
日本のエフェクターメーカー、VEMURAMから発売されているオーバードライブペダルです。Fender BlackfaceのMagic6と言われるセッティングの音に似せて作られているのですが実際に弾いたことがないので何とも言えません(笑)
つまみはVolume,Gain,Treble,Bass+内部トリマー(Presence?)の4種+1といった感じになっておりアーティストさんのシグネイチャーモデルも発売されています。
自作するにあたって
私の家の近くには電子工作に使うような部品を売っている店が無いので全てネット販売のサイトなどで揃えました。URL載せたいですが何となく不味そうなのでもし知りたい方がいたらTwitterのDMなどに気軽にご相談ください!
今回はユニバーサル基板でpoint to pointで配線しました。基板の制作にあたって参考にしたサイトはこちらです。このJan Rayですが自作のレベルは中級の簡単な方だと思います。完全初心者の人には少し難しいかもしれませんがある程度作ったりしたことのある方なら比較的簡単に作れると思います。
準備するもの
・抵抗
1M ×2
9.1k ×2
7.5k
3.3k ×3
1.2k
680R
100R
・コンデンサ
1μF ×2
0.1μF
0.047μF ×2
0.039μF
150p
47p
22p
・電解コンデンサ
47μF ×2
・ダイオード
1N4148 ×4
1N4007
・オペアンプ
4558D
・その他抵抗
半固定抵抗10k
・可変抵抗(全てBカーブ)
500k
50k
10k ×2
・その他
ステレオジャック
モノラルジャック
LED
LED用の抵抗
3PDTスイッチ
アルミケース
DCジャック
ノブ ×4
電池を付けるつもりであれば電池スナップ
こんな感じです!(抜けがある可能性があるので過信しないでください)
一見パーツ多そうに見えるかもしれないですが実際はそんなに多くないので安心してください!今回私は電池スナップ購入はしましたがよくよく考えると電池使わないのでつけませんでした(笑)
仕上がり
今回はキャンディーカラーを使って光沢感のある紫色にしてみました。LEDは白色にしてみましたが発光が強すぎるので次からは抵抗を変えるか他の色にしたいと思います。失敗点は内部トリマーを外からも調整できるようにしようと思い穴をあけましたがうまく固定できず諦めたのでその穴が残っています。(穴からほこりなどが入らないようにスポンジを詰めてテープで固定しました)
実は完成するまでに三回失敗しています。自作エフェクターの醍醐味といえばそうかもしれませんが結構精神的に来ます、、、一回目は基盤の制作ミス、音はなりましたが出音が明らかにおかしい。ということで一から基盤を組みなおしました。
そして二回目、もはや音さえ出ない。スルー音は出るのですがオンにした時全く音が出ませんでした。絶望です。しかし基盤に触れるとバリバリなったので一応機能はしている様子、でも音が鳴らない。結果から言うと3PDTのスイッチが壊れてました。この時少し配線に汚い部分があったのでに結局もう一度組み直しました。
さすがに三回目ともなるとかなり慣れましたね。本気で組みなおしたので三回目ではきちんと音が鳴りました!
音の感想など
音は言わずもがなJan Rayって感じです。ただ、使っている部品などが本家とは違うので細かい部分を見れば違ってくると思います。個人的にはこの価格でこれだけの再現ができたので大満足です!今回は部品を何回か再発注したりしたのでギリギリ1万円こさなかったくらいかかってしまいましたが普通に作れば5000円くらいで作れると思います。本家は9Vで駆動ですが自作だとパーツの耐圧を18V以上にしていれば18Vで駆動させることができるのでいいですね。
各つまみの効きがすごくいいので基礎はしっかりとありながらもそこから作り出せる幅がすごく広いエフェクターだと思います。内部トリマーは上げるとプレゼンスが上がるのに加えノイズが出てくるので上げすぎには注意が必要です。
今回はこんな感じでVEMURAM Jan Rayを自作してみました。皆さんも気になったらぜひ作ってみてください!ではまた~