今回はギターの音抜けについて考えてみたいと思います。
音抜けと聞いて何かわからない人のために説明すると、バンドで曲をしたりして合わせる時にギター(自分のパート)の音が聞こえない(埋もれている)ことを音抜けが悪いと言います。逆に音がよく聞こえることを音抜けがいい(音抜けのいい音)といいます。
さてさてバンド活動をしたりしていると度々この音抜けについての壁に直面します。今回はその壁を打破するコツを紹介します!ちなみに聞こえないからと言ってボリュームを上げるのはNGです!
なぜ音が聞こえなくなるのか?
1.ミドル下げすぎ問題!
よくある失敗としてはmiddleが低いという問題があります。1人で弾くことが多いお家ギタリストの人は陥りやすい失敗です、1人で弾く時にmiddleを上げるとなんだかこもって聞こえるので下げていることが多いです。実際私も下げがちになっているので気をつけています。
2.歪ませすぎ問題!
次によくある失敗もお家ギタリストが陥りやすい問題です。基本的にギターやベースの音は歪ませれば歪ませるほど音抜けが悪くなる傾向にあります。
家で1人で弾く時、音に迫力が欲しいですよね?ならgainをあげましょう。
バンドで音が聞こえにくいですよね?ならgainを下げましょう。
これを心に刻んでみてください。自ずと道が見えてきます、、、なんてこと言ってますがホントのところは家で弾く時の歪みの量とバンドで合わせる時の量はイコールではありません。家で弾く時ほど歪ませなくても他のパートがいるので迫力出ます。マジです。実際プロのギタリストのギターをよく聞くとそこまで歪んでません。(メタルとかは例外!)
3.低音のブーストのし過ぎなんじゃあ!!
お家ギタリストのみなさん、ギターを弾く時に迫力を出したいがためにgainを上げすぎる問題は先程言いました。しかしまだ問題はあります、それは低音のブーストのしすぎ問題です。何故ダメなのでしょうか?それは低音をブーストしすぎるとベースの音とぶつかってしまうのです!解決策としてはギターは低音を下げてベースは高音を下げてもらいましょう。あまり下げすぎると音がペラペラになってしまうので気をつけましょう。
4.ちゃんと弦を鳴らすんじゃあ!
その4はもはやアナログです。ちゃんと弦を鳴らしましょう。それだけで音が飛び出します、コツとしては日頃の練習から音を遠くに飛ばすことを意識して練習しましょう。
最後に!
音抜けが悪い時の対処法はだいたいこんな感じですが使っている機材によってはどうしても音抜けが悪くなってしまう場合があります。そういった場合は他にも色んな方法を試して見てください!ツインギターの場合はストラトとレスポールにするなどの対処法もあります。それでは良いギターライフを!!