どうもcoeです。
前置き
友達にPRSユーザーがいるのでこの前少し触らせてもらいました。概ねPRSのイメージ通りのリッチなハリのある音だったのですが1つとんでもない衝撃を受けました。
それはコイルタップした時の音です。コイルタップとはハムバッカーの片方のコイルをアースに落としてピックアップ1つのみから出力することによりシングルコイルのような音色が出せるという機能なのですが通常、コイルタップした時の音というのはシングルコイルっぽさはあるものの音が細すぎるなど使いにくいという印象を受けることが多いです。
しかし!!
PRSのコイルタップ、何かが違う、、、
タップしているのに音が細くない、そんな印象を受けました。なぜなのか?調べました。
調べたところネットの情報によるとPRSのコイルタップはアースに落とす際に抵抗器を経由して落とすため、アースに全て落ちきらず残った音はそのまま出力される。という仕組みらしいのです。これにより従来のコイルタップより使いやすい音が出るのですね。しかもリアとフロントで別の抵抗値になっているのでPRSのこだわりを感じます、、、!!!
他のギターにも応用できるのか、、???
なら試すしかない!!!
心の中でリトルcoeがそう叫びました。
ということでストランドバーグにやってみたいと思います。
配線
自分のストランドバーグに付いているタップスイッチはトーンノブのpush/pullタイプなのでこんな感じ。
(今回は簡潔にするためタップ以外の線は描いていません。)P.Uと書いてあるのはピックアップから伸びているタップ用の線(これはメーカーにより色が違うのでメーカーごとに調べてください)です。この状態だとスイッチをオンにした時に片方のコイルの信号が全てアースに落ちて無くなります。
そこで今回する配線が
こんな感じ。注意する点としては元の配線では下段2つを繋げていますが新しい配線ではそれが無くなっています。それくらいで後は元と変わらないので配線自体は簡単でした。ネットの情報によるとPRSはリアが2.2k、フロントが1.1kの抵抗を使っているらしいですが家に無かったので近い値のもので代用しました。(1kと2k)
音の違いとまとめ
それでは音の違いを比べてみたいと思います。
取り付け前
取り付け後
なるべく同じようにピッキングしていますが人間なので多少の誤差はあります。配線以外は全て同じセッティングです。
どうでしょうか?弾き手としては若干音が太くなって扱い安くなったと思います。
しかし実際に弾いたPRSのものと比べるとまだまだ扱いずらい音でした。この音の違いはPRSに付いていたピックアップがPRS製のものだったのでそれもあるかもしれません。
しかし前よりも扱いやすい音になったので個人的には満足です!配線の変更自体はとても簡単なので皆さんも是非やってみて下さい!それでは!